邦楽アーティストの座右の銘。心に響く言葉
生きていく上で心がけていることを意味する座右の銘。
四字熟語や有名人の言葉など、さまざまなフレーズが使用されていますね。
歌や楽器の演奏を届ける邦楽のアーティストの座右の銘をお探しの方もおられるでしょう。
この記事では、邦楽アーティストの座右の銘をまとめて紹介していきますね。
雑誌やテレビのインタビューで語られたものを中心に心温まる言葉を集めました。
夢や目標に向かって努力する場面や落ち込んでしまうときの心の支えになるメッセージをチェックしてみてくださいね。
邦楽アーティストの座右の銘。心に響く言葉
一生青春西城秀樹
西城秀樹さんの座右の銘であり、彼のこれまでのインタビューの中から抜粋された人生のエールといえる言葉を集めた同名の著書も出版されています。
サミエル・ウルマンさんの詩の中にあった「青春は年齢ではなく、好奇心がある間は青春だ」という言葉に感銘を受け、「一生青春」という言葉を座右の銘にしたんだそうです。
病と戦い、何度も立ち上がってステージに復帰した彼の生きざまを表したような言葉ですね。
多くの方が自分もこうありたいと憧れることでしょう。
(羽根佳祐)
どうせ宇宙の塵にしな
にしなさんは2017年から活動を続けるシンガーソングライターで、『ヘビースモーク』や『青藍遊泳』などの楽曲がよく知られています。
そんな彼女がDroptokyoというメディアのインタビューで自身の座右の銘を語っていました。
「どうせ宇宙の塵」というのは、自分の存在や悩み事は宇宙規模で見ればちっぽけなものであることを指しており、「どうせ塵なんだったら気にせず思い切りやりたいようにやろう」という気持ちが込められているそうです。
きっと現代社会を生きる多くの方が共感できるのではないでしょうか?
(羽根佳祐)
空の上に天国はないUA
朝日新聞デジタルにて連載されている企画「野村友里×UA 暮らしの音」にてシンガーソングライターのUAさんが座右の銘として紹介していた言葉です。
この言葉はジョン・レノンさんの名曲『Imagine』の歌詞の一部。
一般的には「命が尽きたあとに天国や極楽浄土に行ける」と信じられていますが、彼女は「なぜ現世が天国のようではなく、つらいことばかりなのだろう?」と考えるようになったとのこと。
天国は空の上にあるのではなく、天国のような現世を生きるために何ができるのかを考えさせられますね。
(羽根佳祐)
凛として花一輪家入レオ
シンガーソングライターの家入レオさんが自身の座右の銘としてブログで紹介されていた言葉です。
お花屋さんで売られているきれいな花ではなく、アスファルトの隙間から生えているような小さなお花を見かけた彼女。
見る人によっては花で、また別の人にとっては雑草と捉えられるその花は、周りからどんな風に見られていようとも凛としているように見えたそうです。
そうして彼女はどんな逆境であっても凛としていたいという思いでこの言葉を座右の銘として大切にしているんです。
(羽根佳祐)
温故知新松たか子
歌手としてだけでなく、女優としても活躍し、幅広いファン層から支持されている松たか子さん。
そんな彼女がぴあのインタビューで座右の銘として挙げていたのが「温故知新」。
「故きを温ねて新しきを知る」という孔子の言葉を元にした四字熟語です。
つまり、古いものから学び、それを現代の問題に当てはめていく、または新しいものに取り入れていく、といったことを指しています。
松さんは昔の音楽やお芝居から学ぶことがたくさんあると語られており、これはどんな分野においても大切な考え方ですよね。
(羽根佳祐)
人事を尽くして天命を待つ大西宇宙
「人事を尽くして天命を待つ」とは、今できる限りのことをやり尽くして、あとは運命に任せようという意味。
また、「やれるだけのことをやったのだから、どんな結果でも受け入れる」というような意味もありますね。
そんな真っすぐな努力家を表したような言葉を座右の銘に掲げているのはバリトン歌手の大西宇宙さんです。
高校生まで声楽に携わってこなかったにもかかわらず、努力を重ねて自身の実力を高めることで現在の地位を築いた彼らしさを感じる言葉ですよね。
(羽根佳祐)