邦楽アーティストの座右の銘。心に響く言葉
生きていく上で心がけていることを意味する座右の銘。
四字熟語や有名人の言葉など、さまざまなフレーズが使用されていますね。
歌や楽器の演奏を届ける邦楽のアーティストの座右の銘をお探しの方もおられるでしょう。
この記事では、邦楽アーティストの座右の銘をまとめて紹介していきますね。
雑誌やテレビのインタビューで語られたものを中心に心温まる言葉を集めました。
夢や目標に向かって努力する場面や落ち込んでしまうときの心の支えになるメッセージをチェックしてみてくださいね。
邦楽アーティストの座右の銘。心に響く言葉
Pain is Beauty(痛みとは美しさ)ちゃんみな
フィメールラッパーの代表格として活躍しているちゃんみなさん。
彼女が座右の銘としているこの言葉は、彼女が20歳という節目の年にリリースした楽曲のタイトルにもなっているんです。
この言葉は、もともと彼女がお母さんに幼い頃から言い聞かせられていた言葉だそうで、彼女のお母さんもまたそのお母さんからよく言われていたそう。
この「Pain」とは単なる痛みだけでなく、努力や苦労といった意味が含まれており、そうした「Pain」の積み重ねがいつか美しく実るというメッセージが込められています。
(羽根佳祐)
温故知新松たか子
歌手としてだけでなく、女優としても活躍し、幅広いファン層から支持されている松たか子さん。
そんな彼女がぴあのインタビューで座右の銘として挙げていたのが「温故知新」。
「故きを温ねて新しきを知る」という孔子の言葉を元にした四字熟語です。
つまり、古いものから学び、それを現代の問題に当てはめていく、または新しいものに取り入れていく、といったことを指しています。
松さんは昔の音楽やお芝居から学ぶことがたくさんあると語られており、これはどんな分野においても大切な考え方ですよね。
(羽根佳祐)
実るほど頭を垂れる稲穂かな島津亜矢
演歌歌手として1986年から活動している島津亜矢さんの座右の銘は、偉くなればなるほど謙虚な姿勢を忘れてはいけないということを稲穂の様子にたとえた言葉です。
この言葉は、彼女が演歌歌手になるために上京する際、渡されたおじいさんからの手紙に書かれていたんだそうで、彼女は今でもその言葉を大切にしています。
いくら成功したとしてもいつまでも謙虚な姿勢を忘れないようにというメッセージは、人生において大切にしたいですよね。
(羽根佳祐)
「頑張れ」って言葉は嫌いだよ。君は頑張り屋さんだから。無理じゃなくて一生懸命やればそれでいいよ。藤原基央
BUMP OF CHICKENのボーカリスト&ギタリストであり、ほとんどの楽曲の作詞作曲を手がける藤原基央の名言。
この言葉の通り、BUMP OF CHICKENの楽曲の歌詞に「頑張れ」という言葉はほとんど登場しません。
自分自身のありのままの姿で、一生懸命生きるべきなんだというメッセージが込められています。
自分に影響を与える物を自分で選んでいては、都合の良い自分にしかなれない。山口一郎
ロックバンド、サカナクションのギター、ボーカルの山口一郎さんの言葉です。
便利な世の中になって、自分の好きなものをとことん突き詰められるのが安易になってしまったが、そこで自分の可能性を狭くしてはいけない、もっと知らない世界にもどんどんと飛び込んでいくべきだと、そんなことを伝えてくれる言葉ですね。
人は変わり続けるからこそ、変わらずにいられるのだ松任谷由実
いつの時代でも変わらず人気のある女性歌手の松任谷由実さん。
どんな時代でも活躍し続けられるのは、この言葉の通りに生きているからではないでしょうか。
ただ年齢を重ねたり、同じことを続けても変化してしまうものがある、変化しないために変化しなければならないものがあるのです。