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別れについての英語の名言まとめ

多くの人にとって、大切にしている名言を一つや二つはお持ちなのではないでしょうか。

著名なアーティストや哲学者、詩人などさまざまな分野におけるスペシャリストは、ハッとさせられるような名言を残しているものですよね。

本稿では「別れについての英語の名言」というテーマを掲げて、映画や漫画の中のキャラクターのセリフも含めたさまざまな英語の名言を集めています。

英文の名言ということで、英語を勉強されている方も楽しめる内容となっていますよ。

本稿で紹介した名言をさらりと引用できるようになれば、カッコいいかもしれませんね!

別れについての英語の名言まとめ

What we call the beginning is often the end. And to make an end is to make a beginning. The end is where we start from.T. S. エリオット

ノーベル文学賞受賞の詩人にして文芸批評家、T・S・エリオットさん。

英語圏における20世紀を代表する詩人の1人であり、その才能が生み出した作品は世界中の文壇・言論界に影響を与え続けています。

そんなエリオットさんが残した名言や格言の中で、今回紹介するのは「What we call the beginning is often the end. And to make an end is to make a beginning. The end is where we start from.」という言葉です。

別れ、というか物事の「終わり」に対するエリオットさんの考え方が述べられているのですが、意訳すれば「始まりと呼ばれるものはしばしば終わりであり、終止符を打つということは新たな始まりである。

終わりとは、私たちの出発点なのだ」といった言葉です。

「始まり」を「終わり」ととらえて、終わりは新たな始まりであるという言葉の意味をそれぞれの人生に当てはめて考えると、新たな思考が生まれそうですね!

KOH-1

Goodbyes always make my throat hurt… I need more hellos.チャーリー・ブラウン

世界中で最も有名な犬のキャラクター、スヌーピーを生み出したチャールズ・M・シュルツさんによる名作『ピーナッツ』は、スヌーピーも含めた個性的な登場人物による多くの「名言」でも知られています。

数多くある名言の中から、本稿で紹介しているのはスヌーピーの飼い主であるチャーリー・ブラウンの「Goodbyes always make my throat hurt… I need more hellos.」という言葉。

さよならと言うたびに僕ののどが痛む、もっと「ハロー」が必要なんだといったチャーリーの言葉は彼らしいアイロニーとも取れますが、ここでは素直に「さよなら」よりも「こんにちは」と言いたい、という意味で受け止めたいですね。

KOH-1

Only in the agony of parting do we look into the depths of love.ジョージ・エリオット

ジョージ・エリオットさんを知っていますか?

彼は1800年代に活躍したイギリスの小説家で、数々の名著を残しました。

その一方、プライベートでは、恋人が亡くなるという、つらい体験をしています。

そんな彼はこのような名言を残しています。

Only in the agony of parting do we look into the depths of love。

これは、別れの苦しみの中でこそ、私たちは愛の深えんを見つめられる、という意味。

いつの時代も人は何かを失ってから、大切さを思い知る生き物なのかもしれませんね。

山本

This is not a goodbye, my darling, this is a thank youニコラス・スパークス

ニコラス・スパークスさんは恋愛小説を多く手掛ける作家。

特に映画化された『きみに読む物語』は知っている人も多いのではないでしょうか。

そんなスパークスさんは、1998年に出版した『メッセージ・イン・ア・ボトル』の中にこんな言葉をつづっています。

This is not a goodbye, my darling, this is a thank you。

これはこれはさよならではない、愛しい人よ、ありがとうだ、という意味。

作中では、別れる相手に思い出をくれてありがとう、と伝える場面で使われています。

凄くすてきな考え方ですよね!

山本

Don’t be dismayed at goodbyes. A farewell is necessary before you can meet again.リチャード・バック

アメリカの作家、リチャード・バックさん。

彼は主に飛行機を題材としたルポルタージュ風作品を手掛けていて、特に『イリュージョン 退屈してる救世主の冒険』が有名。

彼はこの本の中に、こんな名言を残しています。

Don’t be dismayed at goodbyes. A farewell is necessary before you can meet again。

これは、別れにうろたえることはない、別れは、再び会うために必要なものだ、という意味。

別れの後には新しい出会いがあるよと、はげましてくれているようですね。

山本