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別れについての英語の名言まとめ

多くの人にとって、大切にしている名言を一つや二つはお持ちなのではないでしょうか。

著名なアーティストや哲学者、詩人などさまざまな分野におけるスペシャリストは、ハッとさせられるような名言を残しているものですよね。

本稿では「別れについての英語の名言」というテーマを掲げて、映画や漫画の中のキャラクターのセリフも含めたさまざまな英語の名言を集めています。

英文の名言ということで、英語を勉強されている方も楽しめる内容となっていますよ。

本稿で紹介した名言をさらりと引用できるようになれば、カッコいいかもしれませんね!

別れについての英語の名言まとめ

So long, and thanks for all the fish!ダグラス・アダムズ

ダグラス・アダムズさんは『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズなどで知られる小説家であり、『空飛ぶモンティ・パイソン』や『ドクター・フー』などの脚本やコンピューターゲームの制作などを手掛けた多才なイギリス人作家です。

そんなダグラスさんの代表作『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズの4作目のタイトル『So Long, and Thanks for All the Fish』を紹介します。

小説のタイトルですから名言とはまた違ったものではありますが、直訳すると「すべての魚に感謝」という意味を持つ言葉はなんだか興味をそそられるものですよね。

この言葉、海外では会社を退職する際のメールの中でちょっとした挨拶としても使われているのだとか。

本稿の動画でも紹介しているように、楽曲のタイトルとしても引用されていますから、英語圏ではかなり有名なのでしょうね。

KOH-1

It’s better to burn out than fade away.Kurt Cobain

1990年代に伝説的なロック・バンドのニルヴァーナを率いてロック・シーンを変えながら、1994年の4月に突然この世を去ったカート・コバーンさん。

音楽だけでなく、コバーンさんがインタビューなどで残した言葉の数々に思わずはっとさせられた方も多いのではないでしょうか。

今回紹介している「It’s better to burn out than fade away.」は最も有名な言葉の1つで、もともとはニール・ヤングさんの楽曲『Hey Hey, My My』の歌詞を引用したものです。

ヤングさんが込めた歌詞の意味とは裏腹に、コバーンさんは「さび付いていくより燃え尽きるほうがいい」といったようなネガティブなニュアンスで遺書にこの言葉を残してしまいました。

ロックスターや若者世代の代弁者としてもてはやされながらも、コバーンさんが望んでいた姿とは違っていたからこその言葉なのかもしれませんが、なんともやりきれないですよね……。

KOH-1

It always is harder to be left behind than to be the one to go..Bodie Thoene, Brock Thoene

「It always is harder to be left behind than to be the one to go..」という言葉を目にして、英語が分かる方であれば何ともいえない気持ちにさせられるのではないでしょうか。

こちらの言葉を残したのは、アメリカ出身の夫婦で作家活動を続けているボディ、ブロック・トーネさんです。

歴史小説を手掛けている彼らの著作は世界中で20以上の言語で発売されているほどの人気作家だけあって、発する言葉も鋭いなと感じますし、立ち去るよりも残されるほうがつらい、というのは多くの場面で当てはまりますよね。

KOH-1

Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.Martin Luther

「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」という名言は、ドイツの哲学者マルティン・ルターです。

作家、神学者としても数々の名言や著作を残しています。

別れがあるとしても希望を持ち続けようと訴えたルターは、ヨーロッパの歴史が変わる立役者となった人物でもあります。

The past can’t hurt you anymore, not unless you let it.アラン・ムーア

「過去はもう君を傷つけないよ。

君がそうさせないならね」という言葉をアラン・ムーアは残しています。

確かに、別れで傷ついてしまうのは、別れを引きずってしまう自分自身のせいですよね。

もう過ぎ去ってしまったことに囚われていても仕方ありません。

齋藤歩

You’ll never find a rainbow if you’re looking downSir Charles Spencer “Charlie” Chaplin

「下を向いていても、絶対に虹は見えないよ」という意味のチャップリンが残した名言です。

人生のよろこびや幸せといったものは、前向きに生きている人にしか感じられないものです。

別れがあったとしても、前を向き続けていきましょう。

齋藤歩