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素敵な名言・格言
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別れの名言

大切な友達や恋人、家族が新しい環境に旅立つ時、これまで一緒に歩んできた人とお別れするのは辛く、寂しいものですよね。

そんなときの記念のプレゼントやお別れの挨拶に気の利いた良い言葉を贈るのは難しいですよね。

ミュージシャンや小説家、アーティストやクリエイターなど、世界に影響を与えてきた偉人たちもそんな場面で言葉を残しています。

例えばそんな偉人から言葉を借りるのも一つの手です!

お役に立てると幸いです、どうぞご覧ください。

別れの名言

人は人に捨てられたりなんかしない。自分が自分を捨てることしかできないよ。吉本ばなな

日本の作家、吉本ばななさん。

こちらは彼女の言葉で、失恋の名言として有名ですね。

確かに、人は誰の持ち物でもありません。

あえて言うなら、自分は自分のものです。

ひどい失恋をしたり、恋人に別れを告げられた時には自分に自信がなくなり、まるで価値がないように感じてしまいますよね。

ですがそんな時はこの言葉を思い出しましょう。

自分で自分を諦めないかぎり大丈夫!そう思えるのではないでしょうか。

元気を出したい時はぜひ!

ささしな

何もかもが変わっていく瞬間があります。今まで嘆いていたことが突然どうでもいいことに思えてくるのです。アイリス・マードック

イギリスの作家であり哲学者である、アイリス・マードックさんの名言です。

前半だけだと寂しい気持ちになる言葉ですが、全文を読むとまったく違う意味になりますね。

確かに物事は悪い方にも良い方にも変わります。

自分の中の気持ちも、この名言のようにある日ころっと変わるのかもしれません。

こんなふうに考えられたら、悲しい気持ちもふっと軽くなるのではないでしょうか。

別れでつらい思いをしている人がいたら、ぜひ贈ってほしい名言です。

ささしな

全てが失われようとも、まだ未来が残っている。クリスチャン・ボヴィー

アメリアの作家、クリスチャン・ボヴィーさんの言葉です。

とてもステキな言葉ですよね。

全てを失っても、生きているかぎり未来があります。

どんなにその時つらくて落ち込んでいても、おなかは空くし眠くもなる、立ち止まらずに人は生きていかなければなりません。

その先の人生が明るいものになるか、暗いものになるかは、きっとその人の気持ち次第。

何か大切なものを失った時はこの言葉を思い出して、少しずつでも前を向いて進んでいきたいですね。

ささしな

この世で経験することは、なに一つ空しいものはない、歓びも悲しみも、みんな我々によく生きることを教えてくれる。山本周五郎

歴史小説から童話まで幅広い作品を手掛けた小説家、山本周五郎さん。

彼の小説『花匂う』に登場するのが、こちらの名言です。

人生ではつらいことや悲しいこともありますが、それらすべてを肯定してくれているのがいいですね。

どんなできごともプラスにとらえようと伝えてくれています。

また、小説自体も人生をテーマにした味わい深い内容なので、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

通して読むと、より名言が胸にしみますよ。

山本

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます川端康成

川端康成さんの小説『掌の小説』に出てくる有名な言葉ですね。

別れる相手に花の名前を教えておけば、毎年その花を見るたびに自分のことを思い出してくれる、そんな意味が込められています。

まるで呪いのような、自分をふった相手への仕返しのような言葉ですが、それほど好きだったのだと感じます。

恋人との別れはつらいものですね。

しかし相手が自分のことを忘れないのだと思えばこれまでの時間は無駄じゃなかったと感じられ、少し前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。

ささしな